一日の疲れを癒す場所であるお風呂。
せっかく新築を建てるなら、ゆったりとくつろげる便利で快適なお風呂にしたいですよね。
家づくりにおいて理想的なお風呂を実現する上で大切なことは、起こりがちな失敗例を知っておくことです。
失敗しやすいポイントに関する知識を持っていれば、同じ失敗をしないように対策できます。
そこで今回は、お風呂づくりで失敗が起こりやすいポイントと、失敗を避けるための対策をご紹介します。
□新築のお風呂でありがちな失敗例は?
1.湿気がこもってカビくさい
お風呂場に湿気がこもってしまうと、汚れやカビが発生しやすくなります。
カビが発生すると見た目が悪くなる上に空気も悪くなり、健康にも悪影響です。
窓を取り付けたり、日当たりの良い方角にお風呂を配置したりすると、清潔なお風呂場を保ちやすくなるでしょう。
2.大きな浴槽で水道代が高くなってしまった
大きな浴槽は広々としていて快適ですが、当然ながら、その分水道代は高くなります。
多少の差でも毎日使っていれば大きな差となるため、慎重に検討する必要があります。
3.窓を大きくしたら寒い浴室になった
窓を取り付けることで、外の空気や日光を取り入れられるようになり、お風呂場が快適になります。
しかし、窓を取り付けることには、断熱性能が落ちてしまうといったデメリットもあります。
特に大きな窓は外の冷気を浴室内に伝えやすいため、注意が必要です。
4.いらないオプションをつけてしまった
浴室テレビやミストサウナ、ジェットバスなど、魅力的なオプションはたくさんあります。
しかし、オプションを付ければその分費用は高くなりますし、住み始めてしばらくするとほとんど使われなくなるケースも少なくありません。
オプションを検討する際は、本当に必要なのかをじっくりと考えることが大切です。
□お風呂での失敗を避けるコツは?
お風呂での失敗を避けるために大切なことは、「優先順位を決めておくこと」です。
お風呂で取り入れたい要望はたくさんあると思いますが、それを全て実現することは難しいでしょう。
それに、要望を全て取り入れたからといって必ずしも快適なお風呂になるとは限りません。
機能がありすぎて逆に不便になるケースもあるため、まずは要望の中で優先順位を決め、優先順位の高いものから取り入れていくようにすると良いでしょう。
また、憧れや「なんとなく」で決めないことも大切です。
実際の使い勝手やメンテナンス面をあまり考慮せずに機能を選んでしまうと、後々後悔するリスクが高くなります。
お風呂はずっと使い続けていくものですし、後から変更するにしても大きなコストがかかってしまうため、明確な理由を持って機能や設備を選んでいくことが大切です。
□まとめ
今回は、新築のお風呂づくりで起こりがちな失敗例と失敗を避けるコツについてご紹介しました。
お風呂づくりで大切なことは、優先順位を明確にしておくことと、憧れや「なんとなく」で決めてしまわないことです。
これらのコツを抑えた上で失敗例についても把握しておくことで、お風呂づくりでの失敗のリスクを大きく下げられます。
今回ご紹介した内容を踏まえつつ、理想のお風呂づくりを目指してみてくださいね。