子供部屋には、子供の自己管理能力を養ったり、勉強に集中できる環境をつくったりという役割があります。
レイアウトを工夫することで、その役割を最大限に引き出せます。
そこで今回は、子供部屋のレイアウトで意識すべきポイントを紹介します。
□子供部屋のレイアウトで意識すべきポイントは?
子供部屋のレイアウトを考えるうえで意識すべきポイントを4つ紹介します。
1つ目は、子供の成長を考えて家具を選ぶことです。
子供の成長で、身体のサイズや好みが変化します。
長く使うことを想定し、サイズやデザインを決めましょう。
2つ目は、収納を確保することです。
学年を重ねるにつれ、子供の荷物は多くなっていきます。
片付けの習慣をつけるためにも、機能性のある収納を用意しましょう。
3つ目は、勉強しやすい環境にすることです。
学習机の位置や家具の配色、照明の明るさなどに工夫し、勉強しやすい部屋作りをしましょう。
4つ目は、プライベートのバランスです。
鍵やテレビの有無はしっかり考えてください。
鍵やテレビは、プライベートの確保につながりますが、同時に家族との時間が減る可能性もあります。
メリット・デメリットを踏まえ、検討しましょう。
また、家族間のコミュニケーションを確保するために、リビングを必ず通る動線にするのもおすすめです。
リビング階段が代表的なリビングを通る動線です。
□子供部屋を2人で使うには?
子供部屋を兄弟2人で使う予定の方もいらっしゃるでしょう。
子供部屋を2人で使うには、お互いのスペースを確保することが重要です。
本棚やクローゼットを部屋の中央に設置することで、仕切りの代わりにできます。
また、持ち物が混ざったり、スペースが原因でけんかになったりしないように、家具の色を兄弟で変えるのもおすすめです。
それに加えて、2人で1つの部屋を使うということは、1部屋の中に収納するべき荷物が2倍になるということです。
収納を十分に確保し、部屋が散らからないようにしましょう。
□まとめ
子供部屋の役割を最大限引き出すために、家具の選び方を考えることや収納の確保、勉強しやすい環境づくりをすることが必要です。
また、2人で1つの子供部屋を使う場合は、それぞれが自分のプライベート空間を確保できるよう、家具の配置を工夫して部屋の境界を作りましょう。
そして、部屋が散らからないよう、十分な収納をつくりましょう。
それぞれのものの収納場所を決めると、片づけやすくなります。