平屋は設計の自由度が高く、最近人気が出ている住宅です。
今後平屋を建てよう、とお考えの方も多いでしょう。
そこで今回は、平屋の家づくりに重要な動線について、そして平屋のメリット・デメリットを紹介します。
平屋をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
□平屋の家づくりには動線が大事!
平屋は、シンプルで短い動線を意識することで住みやすい家づくりをできます。
特に重要なのが、家事動線です。
まずは、キッチンの動線です。
食材を購入して帰宅し、それを収納するまでの動線、その収納場所からキッチンへの動線、キッチンで料理をし、食卓に出す動線の3つを意識しましょう。
おすすめなのが、パントリーを玄関近くに設置し、そのままキッチンに抜けられるような間取りです。
そして、洗濯の動線です。
洗濯物を洗って干すまでの動線、干した洗濯物を取り込んで畳み、収納するまでの動線の2つを意識し、洗面所とバルコニーの位置を工夫しましょう。
家事動線を短くすることで、同時進行で家事を行えるようになります。
間取りを考えるときは、家事動線を重視しましょう。
□平屋のメリットとデメリットを押さえておきましょう!
*平屋のメリット
平屋のメリットは、家事動線を集約できることです。
平屋はすべての設備が1つのフロアにそろっているため、少しの工夫で家事動線をとても短くできます。
2階建てだと、例えば洗濯物を干すとき、1階の洗濯機から2階のベランダまで階段を上る必要があります。
平屋にすることで家事を行うときの移動が楽になります。
また、バリアフリーであることも大きなメリットです。
高齢になって足腰が弱くなったあとも、階段の上り下り無しで生活できます。
加えて、小さいお子さんがいる家庭にも、段差が少ない平屋は安全性に優れているといえます。
*平屋のデメリット
平屋のデメリットは、プライバシーの確保が困難であることです。
家の位置、周囲の環境などによっては、家の中が周囲から丸見えになることがあります。
新築で平屋を建てたい場合は、周りの環境も考慮して間取りを考えましょう。
□まとめ
平屋は、家事動線を集約でき、同時にバリアフリーでもあります。
特にキッチン・洗濯の動線を短くすることを意識しましょう。
また、キッチンと洗面所を一か所にまとめることで、家事の同時並行もしやすくなります。
そして、平屋を建てる場合は周りの環境を確かめ、プライバシーを確保できる間取りを考慮してください。