家の外観や内装などの見た目も大切ですが、家の住みやすさを左右する間取りはそれ以上に大切ですよね。
初めて注文住宅を購入される方にとって、間取りを決めるのは難しいでしょう。
今回は、間取りを決める際のポイントや、間取りが決まった時に再度確認すべきポイントについて解説します。
□家づくりで間取りが決まらないときに考えてみるべき3つのポイント
1つ目のポイントは、玄関の位置です。
玄関の位置は、廊下の長さや部屋の日当たりに影響します。
つまり、短い廊下でも多くの部屋にアクセスできる利便性や、玄関から取り込んだ光をより多くの部屋に取り込めるような玄関の位置が最適だと言えます。
廊下が長いと他のスペースを圧迫してしまうため、注意しましょう。
2つ目のポイントは、階段の位置です。
階段の位置を考える際は、廊下の配置がどうなるかイメージしましょう。
例えば、一階の側面に階段を配置すると部屋から部屋へのアクセスが良くなります。
しかし、二階は側面から反対側までつながった廊下が必要になるため、廊下が長くなってしまいます。
このため、部屋の中央部に階段を設置し、廊下を短くする方法も効果的でしょう。
玄関から直接階段に移動できる点もメリットです。
一階部分を回遊型にすれば、中央に階段があっても利便性を損なわないでしょう。
3つ目のポイントは、リビング階段を希望するかどうかです。
リビング階段は、家族が二階に行く様子を見られるため、コミュニケーションが取りやすいメリットがあります。
リビング階段をお考えの場合は、階段とリビングをセットで考えましょう。
□間取りを決定する前に!確認すべき10のこと
最初に確認すべきポイントは、間取りや収納量、コンセント、採光、風、安全性など家の快適性に関わるものです。
これ以外にも、周囲の視線や音、景観、外観など周辺環境に対する対策も必要です。
間取りや収納量などの家そのものに関することはイメージできますが、周辺環境に関する問題はイメージしにくいですよね。
インターネットでも地域の特徴は調べられますが、実際に行かないとわからないことも多くあります。
そのため、建築予定地に直接出向き、周辺環境について下調べしておくことをおすすめします。
□まとめ
今回は、家の間取りを考えるポイントや、間取りが決まった後にチェックすべきポイントについて解説しました。
間取りは平面で考えるため二階とのつながりが分かりにくくなってしまいますが、階段は二階の廊下がどうなるのか考えて配置しましょう。