家づくりにバルコニーは必要?注意点も解説!

注文住宅をお考えの方の中で、バルコニーの設置を検討している方もいらっしゃるでしょう。
バルコニーがあれば屋外の景色を楽しめたり開放感を味わえたりする一方で、注意するべき点もあります。
そこで今回は、バルコニーを持つメリットとデメリット、バルコニーを設ける際の注意点をご紹介します。

□家づくりにバルコニーは必要?メリット・デメリットを解説

バルコニーを持つメリットとデメリットをご紹介します。

*メリット

まず、日当たりの良い空間を確保できることがメリットとして挙げられます。
隣接する部屋への採光性が上がり、スペースも広いため洗濯物も余裕を持って干せます。
ガーデニングや家庭菜園、子どもの遊び場としても活用できるのも魅力的です。

そして、階下に日よけや雨よけ効果があることもメリットです。
夏の日差しを遮ったり、玄関ポーチや窓の雨よけにできたりします。

*デメリット

まず、維持管理の負担が大きいことがデメリットとして挙げられます。
バルコニーには砂埃や落ち葉などが溜まりやすく、排水溝が詰まらないように定期的な掃除が必要です。
床面の防水加工も10~20年ごとにメンテナンスが必要です。

また、建築費用が余分にかかることもデメリットです。
床の防水加工や排水設備の設置、場合によっては断熱工事など、ただ部屋を作るよりも費用がかかります。

他にも、防犯上のリスクがあります。
周囲からの視線が遮られることが多く、不審者の侵入経路になりうる可能性があるため、注意が必要です。

□バルコニーを設けたい方へ!注意点を解説!

バルコニーを設ける際の注意点を、3つご紹介します。

1つ目は、設置する目的と使用頻度を考えることです。
屋外を使える季節は限られているため、思っていたよりも使わなかったという場合もあります。
バルコニーで実現したい目的と、その使用頻度を考慮して決めましょう。

2つ目は、排水設計やメンテナンスを考慮することです。
バルコニーは排水管が詰まると雨水がベランダに溜まり、雨漏りの原因になる場合があります。
排水口を定期的に掃除したり、水栓やコンセントを設けたり、メンテナンスについても考えておきましょう。

3つ目は、バルコニーの設置場所を検討することです。
敷地条件をよく検討したうえで、バルコニーを設置する方向や、カットする視線の方向について考える必要があります。
屋外の景色を感じたい、開放感を味わいたいなどの要望だけを優先するのではなく、周囲の視線も考えてプライバシーを守ることが重要です。

□まとめ

今回は、バルコニーを持つメリットとデメリット、バルコニーを設ける際の注意点をご紹介しました。
バルコニーがあれば日当たりの良い空間を確保できたり、日よけや雨よけ効果があったりします。

一方で、維持管理の負担や建築費用が増すなどのデメリットもあります。
ご紹介した注意点を参考に、バルコニーの設置を慎重に検討しましょう。

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