自然素材を使った注文住宅にしませんか?今人気な理由と素材の特徴をご紹介します

「環境に優しいお家を建てたい。」
「自然が溢れる注文住宅に住みたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
近年、環境や健康、エコを意識した取り組みが日常的に見られるようになりました。
今回は、自然素材を使った注文住宅が人気な理由と素材の特徴をご紹介します。

□注文住宅において自然素材が人気な理由とは

近年、自然素材にこだわってお家を建てる方が増えてきています。
木の優しい温もりで包まれた居心地の良いお家で住みたいと考える方も多いでしょう。
そこで昔ながらの自然素材が最近人気を集めている理由について解説します。
その理由の1つ目は、空気中に発散する木の香りの成分のことでよく知られているフィトンチッドの効果です。
フィトンチッドの効果には、リラックス効果だけでなく、消臭効果やアルファ波効果、防カビ、防菌効果もあると言われています。
空気中の臭い物質や生活臭と木の香り成分が反応して、天然の力で匂いを消してくれます。
またフィトンチッドが脳内にあるアルファ波を増加させることで、気分が落ち着いたり、集中力が上がったりする効果も魅力的でしょう。
リラックスしたいお家に森林浴効果があるのは、嬉しいですね。
2つ目は、夏は涼しく、冬は暖かくしてくれる自然の断熱効果です。
木材の断熱性は、コンクリートの約15倍から20倍あると言われています。
木材の細胞の空洞部分が、空気で満たされているので熱が伝わりにくいです。
そのため、木材の種類でも空気を多く含む杉のような軽い素材ほど断熱性が高いと言えるでしょう。
3つ目は、耐久性に優れていることです。
木材は、鉄やコンクリートの素材に比べて耐久性が弱いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実は、木材は、伐採された後も呼吸を続けながら固化するため、より強度が増していきます。
日本最古の木造建築物である法隆寺五重塔などが約1400年以上も経ち続けていることから、耐久性が非常に高いことが分かりますね。

□自然素材の種類をご紹介

自然素材といえば、木材のイメージを持つ方が多いかもしれませんが、他の自然素材の例として、漆喰が挙げられます。
漆喰とは、水酸化カルシウムを主成分とした塗り壁材のことです。
漆喰壁は、木材と同じように呼吸しているため、湿気の多い湿度を調整してくれたり、お部屋の結露予防をしてくれたりするでしょう。
実は漆喰や木材だけでなく、珪藻土やセルロースファイバー等の他の自然素材も断熱性や気温調整に優れていると言われています。

□まとめ

今回は、自然素材を使った注文住宅が人気な理由と素材の特徴をご紹介しました。
自然素材が人気なのは、環境に優しいだけでなく、多様な機能性に優れていることも大きな理由の1つと言えるでしょう。
これを機に昔から使われている自然素材の魅力を知っていただけると幸いです。

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