決して安いとは言えない買い物だけに、絶対に失敗したくないのが注文住宅の間取りですよね。
後悔しない間取りのポイントやコツはどこにあるのでしょうか。
注文住宅をお考えの方に向けて、注文住宅の間取りの失敗や後悔しないためのコツをご紹介します。
□間取りの中でも特に失敗しないよう注意すべき部屋とは
1つ目は、最優先して考えるべきLDKの中の配置です。
LDKとは、リビング(居間)とダイニング(食堂)、キッチン(台所)が合わさった間取りを指します。
家族にとってLDKの空間は、家族みんながゆったりとくつろぎながら団らんしたり、お食事を楽しんだりしたりする場所です。
家族が最も時間を過ごす重要な部屋と言えるでしょう。
またLDKは、部屋が広さと家具や家電とのバランスが合わないという失敗談をよく聞きます。
LDKの間取りを考える際は、人の移動の流れや視線、コミュニケーションを取りやすい空間かどうかを意識して部屋のバランスを考えると良いでしょう。
2つ目は、デザイン性よりも実用性が大切なキッチンや風呂、洗面所などの水回りです。
毎日生活するうえで必要な空間なので、やはり使い勝手がよくて簡単に家事ができるようにしたいものですよね。
水回りの間取りの失敗例として使いづらいことや効率性の悪さがよく挙げられます。
まずは、実際の生活の流れをイメージしてみて、効率性や使いやすい間取りを考えてみましょう。
3つ目は、寝室や書斎、趣味の部屋などのプライベートルームです。
プライベートルームは、個人が落ち着いて過ごすための大切な部屋です。
使う時間や利用目的に合わせて、精神が落ち着く空間にできるように心がけましょう。
□間取りの失敗を防ぐコツをご紹介
*賃貸や今の住まいの不満を調べる
注文住宅を検討する際は、現在の住まいに何かしらの不満があることが多いです。
新しい家に住んでも、その不満が解消されていなければ失敗に終わってしまうでしょう。
今住んでいる家の不満を解決するアイデアを家族で考えてみると良いかもしれませんね。
*周辺環境を把握・考慮する
間取りを考える際、家の中のことだけを考えがちですが、家の周辺環境を理解することも大切です。
例えば、日当たりや周辺の建物との位置関係、周りの車や人の交通量などが挙げられます。
意外と周辺環境の影響に気づかず、後々に悩まれる方が多いので、何度も周辺環境について調べて把握しておきましょう。
*モデルハウスや建築実例を活用する
間取りの失敗のほとんどが、イメージしていたものとの違いによるものです。
実際の間取りを体験してみたり、他の建築実例を参考にしてみたりして、図面とイメージの擦り合わせをしておきましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅の間取りの失敗や後悔しないためのコツをご紹介しました。
間取りを考える際は、事前準備やシミュレーションを入念に行うことが大切です。
これを機にご自身の理想とする間取りについて考えてみてはいかがでしょうか。