マイホームを建てる際には、住宅ローンを組む人が多いでしょう。
住宅ローンには、変動金利と固定金利の2種類がありますが、どちらを選択すべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、変動金利と固定金利のメリットとデメリット双方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□変動金利のメリット・デメリットをご紹介!
まずは、変動金利です。
変動金利は、返済途中に定期的に金利が見直されるローンです。
変動金利の最大のメリットとしては、他の金利タイプと比較して金利が低いことが挙げられます。
また、金利が下落したり横ばいだったりする場合は、結果的に返済総額が抑えられる可能性もあります。
さらに、変動金利には支払額の激変緩和措置というものがあり、金利が上昇しても毎月の返済額がすぐに上昇することはありません。
反対に、変動金利の最大のデメリットとしては、金利変動により返済総額が変わり、返済額や返済期間がお金を借り始めた時の計画と大きく変わってしまう可能性があることです。
激変緩和措置があるため毎月の返済額はそれほど変わりませんが、返済額のうち利息の割合は増加するため、元金の返済が進みにくいです。
また、返済額の上昇幅も25パーセントに抑えられているため、金利の上昇具合によっては、返済額の元金部分が全てなくなることもあります。
□固定金利のメリットデメリットをご紹介!
続いて、固定金利についてご紹介します。
固定金利は、ローンの借入時に決められた金利が固定されるタイプのものです。
固定金利に固定金利期間選択型と全期間固定金利型が存在し、固定金利期間中は世の中の金利水準が急上昇しても、金利は見直されないので返済額は変わりません。
そのような固定金利のメリットとしては、やはり金利が固定されているという安心感が挙げられます。
急に金利が上がることが無く、返済額が変わらないため収支計画が立てやすい点も魅力です。
反対にデメリットとしては、変動金利よりもとの金利が高めに設定されていることが挙げられます。
また、今後低金利で推移すると、変動金利より返済額が多くなる可能性があります。
□まとめ
今回は、マイホームを建てる際の住宅ローンについてよくわかっておらず困っている方に向けて、変動金利と固定金利のメリットとデメリット双方をご紹介しました。
何か参考になることがありましたら幸いです。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。